お金が全てではない。




●一つのアプローチが効果を発揮する前に別のアプローチに目移りするとレーダーに  進歩はない。特定の戦略に関する見方は利益の程度によって影響を受けてはならない。  この意味でマネーがすべてではないのである。なぜなら、非情に稚拙な戦略であっても、  しばらくの間は利益をあげることもあるからである。逆に、非情に健全な戦略であっても  損失をこうむることはある。しかし、時間の経過に耐えうるのは健全な戦略のみであり、  我々にとては、その時間の経過は10回の取引を行っても、その戦略で利益が上がら  なければ、その時に始めて戦略に疑問を持ってもよいのではないか。前述したとおり、  10回の取引で、ある程度の結果は見える。これを忘れないで欲しい。
●戦場は疑問を持つ場所ではない。疑問を持ち出した瞬間が退場の瞬間なのである。  「なぜ」を追い求めること、理由を探し回ることは、自分が負けたこと、そして、自分の  行動に責任をもてなくなった事を意味する。「なぜ」を問いかけるべきは、取引を  開始する前、あるいは、取引が終了した後である。
●トレーダーとして抱える問題の大半はポジションを取るタイミングの悪さに起因するものが  ほとんどである。不適切なポジションの取り方をすることにより、勝てる取引を負けにして  しまうことがありうる。逆に、あまり健全でない取引でも、ポジションを取る水準とタイミング  さえよければ、勝てることもある。
●いつ、ポジションを手仕舞うかを知ることは重要であるが、いつ、どのようにポジションを  とるかの方がはるかに重要である。



認知が現実となる




●人生そのものと同じようにトレーディングはすべからく認識にかかっているのである。 正しい認識を持てば勝つことが出来る、間違った認識を持てば非常な痛みを伴って 負ける。自らが正しいと思った認識とおりの結果を最終的には得るのである。マーケットを 友人とみなし、自らの認識をそれに合わせるようにしてはどうか。そうすることによって 力を得るのである。
●マーケット参加者として、我々は決して株価に掛ける事はしない。株価に掛ける者は 頻繁に負ける。我々は他のマーケット参加者が株価をどう「感じる」かに掛けるのである。 なぜか、最終的に、株価を動かすのは人間であり、人間の感じ方や感情が問題 なのである。
●トレーダーは、人の認知に影響を与えるものに利益を得る真のチャンスがあることが わかっているのである。このゲームを手握している者は「そのニュースはどういう意味 なのだろうか?」とは決して聞かない。彼らは「このニュースに対する人々の反応は どのようなものだろうか?」と聞くのだ。そこには大きな違いがある。 そして、通常、それが利益の差となって現れる



成功するためには人間性を捨てなければならない。




●ある一定の水準に到達したトレーダーは、自然な発想が逆転し、ほとんど非人間的とも いえるようになるのである。
●厳しく冷たい現実は、我々は知る前に行動さぜるを得ず、トレーディングでの成功が常に 厳しいということである。意思決定は決して確実なものではありえないという、否定し難い 事実を認識する必要がある。なぜか?それは、将来を予見することができないからである それは不可能である。我々に出来るのは、注意深く確立を計算したうえで、健全な トレーディングの戦略を立てることのみである。
●知識と思考を身につけた者にとって、無知な者や思考力のない者は、恐れることのない 富の源泉となるのである。
●過去にとらわれすぎることは、とレーダーにとっては致命的な問題を引き起こす可能性が ある。過去にとらわれすぎることは有害であるといってよい。それはトレーディングという 名のゲームでは心理的な要因が8割以上を占めるためである。


苦痛と快感のサイクルを打破する




●トレーダーはトレーディングの結果に左右されてはならないのである。トレーダーの 考え方や感じ方が一つの取引の結果に影響されてはならないことを認識出来ない者は 多い。マーケットにおいて数多くの経験を積んだ真のトレーダーは、一つ一つの取引を 独立したものとして扱い、混乱せず、平静で落ち着いているのである。
●妙なニュアンスを理解することができるだろうか。一つ一つの選択なり決定なりを正しく 行うことに集中すれば、結果はおのずとついてくるのである。勝たなければならないのは もちろんであるが、それ以上にいかに勝てるように自らを持っていくかが重要なのである。
●勝者になる欲望とは、取引の細部を正しく遂行したいという欲望にほかならない。調査、 思考、決定、タイミング、ポジションの取り方、当初設定した損きり、精神的なバランス、 待つ姿勢損きりの水準の修正、手仕舞い等等である。それぞれの取引の細部が正しく 行われている限りは、取引の結果は関係ないのである。




為替の名著の購入先




次へ


戻る





Copyright (C) 2010-2013 Sunlife Corporation. All Rights Reserved


inserted by FC2 system